西洋ミツバチと日本ミツバチ

ハチミツはいつから使われているの?

始まりはいつ頃か、それは実は神話の時代からになります。
ギリシャ神話の神、アリスタイオスがチーズやオリーブを作る技術を伝えると共に、ハチミツの作り方も伝えたといわれています。
また、スペインではアラニア洞窟にてハチミツを取る壁画が約一万年ほど前に発見されたり、メソポタミア文明ではハチミツに関する記述が残っていたりします。

つまり古代からハチミツや養蜂に関して伝えられていたということですね。
日本では、642年から始まりとされ、平安時代では宮中への献上品として使われていた記述もあります。
江戸時代ごろから本格的な養蜂が始められ、明治時代になると西洋からもミツバチや養蜂に必要な機器が輸入されるようになり、今日まで発展してきました。

現在までのベーシックな養蜂の手法は、稼働する巣枠を使用した巣箱や蜜を絞りとる遠心分離器を発明したラングストロスによって考案されたものが使われています。
ハチミツは今でこそスーパーなどでよく目にすることが出来ていますが、紀元前では貴重な栄養食、保存食として大切に扱われていたようです。
昔から変わらず栄養、保存が優れているハチミツのパワーは本当にすごいですね。
ハチミツの歴史は本当に興味深いです。

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