西洋ミツバチと日本ミツバチ

日本のハチミツは国産 ?輸入品?

実は日本に置かれているハチミツのほとんどは輸入品であり、国産のモノは5%以下です。
その数少ない国産ハチミツも、養蜂家が少なく高齢化を迎えているということもあり人工飼料を与えて手間を省いていたり、早めに蜜を取って加熱処理を加え水分を飛ばしているものがほとんどで、何の手も加えていない天然のハチミツというのは本当に希少です。
それは数値にすると0.08%と極小です。

加熱されているハチミツもやはり手が加えられているだけあり味は調えられていますが、健康、美容に効果的な有効成分は期待できません。
なぜ、このように国内の物が少ないのかというと、日本は他の国と比べると自然が減少しているため、蜜源が減り、それにより蜂や養蜂家が減っているためであると考えられます。
また、輸入ものでも、それは圧倒的に中国産が多く、その理由は上記の原因の他にも、人件費や土地の広さの違い、ニセアカシアなどの様々な問題があるためです。

しかし、国産が少ないためハチミツの安全性が問われるかというと、そうではありません。
日本のハチミツに対する品質水準はそこまで厳しくなく、他国は逆にとても厳しいです。
それを考えると、他国のモノも安心して口にして大丈夫だと言えます。
しかし、日本ミツバチが百花蜜を取る傾向にありますので、やはり日本でも天然のハチミツが少しでも多く出ることを期待したいですね。

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