西洋ミツバチと日本ミツバチ

ハチミツの色と味が、地域で違うって本当?

ハチミツの味は実は毎年違います。
それは地域によるところが大きいです。
同じ花、例えばアカシアの花であっても、日本と外国では全く違う味、色すら違います。

これはまだ詳しいことが分かっていないのですが、花の状態や気温、雨量、地層などと言った様々なものが要因になっているようです。
原理としては野菜が毎年出来が違うのと同じですね。
なので地域によって味、色が変わってくるのです。

また、そうした性質を利用し、百花蜜というものもあります。
これはアカシアだけ、栗だけ、と言ったことではなく、色んな種類の花が咲くところに巣箱を置き、様々な花の蜜を混ぜ合わせたハチミツになります。
それにより癖の強い蜜でも、他のものと混ぜることにより緩和されたり、通常の単花のハチミツでは味わえないようなハチミツが出来上がるのです。

また、毎年色味が違うので、たくさんの方に視覚、味覚的にも楽しまれているようです。
琥珀色、黄金色、黒色、オレンジ色、甘み、酸味、クセのある味、中にも口当たりも変わってくるものがあります。
一言にハチミツ、といっても、色んな種類があって面白いですね。
その中から、自分の好みのハチミツを探してみるのも、面白いのではないでしょうか。

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